家族の病気が教えてくれたこと
【人生はキャッチ&リリース】10日目。
この30日間は、私の体験談や、皆さんからの体験談を書いています。
皆さんの幸せに生きるヒントに、少しでもお役立て頂けたら幸いです。
実は、ここ数日、子供が風邪→胃腸炎になり、
夜通し看病をしたり、台風の影響を避けるべく、義母が避難して来たり、何だか凄い凝縮された4日間でした。。
なので、毎日順調に投稿配信していた、blog、LINE@も、中断せざるを得ない状況でした。
やっと落ち着きましたので、また書いて行きます。
さて、今日のお題
「家族の病気が教えてくれたこと」
まさに、今快方に向かっている、息子のことです。
二晩ほど、夜中も痛がり…
途中、何度も何度も起こされ。
ずっと寝ながら、息子の痛がるお腹に手を当てていました。
かかりつけ医にも診て頂きましたが、便秘が原因かと思ったら、違っていて、今度は色々な所が腫れ出しました。。
その度に、氷嚢で冷やしたり、氷を変えたり。。
そのうち、看病しながら、はっと、気付いたんです。
…もしかしたら、息子は、私に甘えたかったのかな…??
恐る恐る聞くと、
「そう。」
と、びやあああっと、泣き出したのです。。
たしかに、最近忙しくて、ゆっくり遊んであげられなかったし、幼稚園の延長保育も長かったし。もう、延長保育にも慣れてくれたかな〜?
と、思っていた矢先でした。。
「もしかして、寂しかったの??」
と聞くと、
「うん。」
と。。
聞けば、やっぱり延長保育も長かったので、お母さんと離れるのが嫌だったんだと。。
もっと甘えたかったんですね。。
お腹に余りにも長い時間、手を当てていて、
ちょっとでも手がずれたら、手を引いて患部に当てさせる息子… しかも、おへその真下。
手を長時間、お腹に当てながら、
もしかして…?!
と、やっと気づけたのです。
親子のふれあいの時間。
していた様で、していなかったと。
全然、向き合ってあげてなかった、
息子の心の声を聞いてあげられてなかったなと、大反省しました。。
その後、ぴたりと痛みや、腫れは引き、
急に、スラスラスラ〜と、言葉をはきはき、喋る様になりました。
そして、不思議なことに、どちらかといえば、野菜が苦手な方でしたが、突然、
「僕、野菜、だーいすき!」
と、食べる様になったのです。
家族が病気になった時…
実は、何か別に隠されたサインがあることが多いようです。
うちの子は、忙しいお母さんに気を遣って、
本当は寂しかった事をずっと言えなくて、我慢してたのが、爆発したようです。。
でも、お陰でゆっくり遊んであげられることが出来たし、新しく遊びのスペースを作ってあげたり、これでもか、と一緒に過ごすことが出来ました。
つい、お志事に集中してしまうと、時間を取られてしまうので、家族、取り分け子供との時間とのバランスを取りながら、さまざまな予定に取り組んでいきたいと思いました。
そして、もうひとつ。
元々、私は大学卒業後、食の道に進みました。
企業で管理栄養士として勤めた後、退職後は、地域で食育セミナーや、講演をさせて頂いたりしていました。ジュニア野菜ソムリエの資格を取得したり、料理好きが高じて、周りの友人に料理を振る舞うイベントを企画したりしていました。
しかし、元々、管理栄養士を目指すきっかけとなったのは、父が病であっという間に亡くなったことから。
もっと、食生活に気をつけていれば、病気にならずに済んだかも知れない。幼い私にはどうする事も出来なかったから。。
せめて、これからは家族の健康を食生活で守りたい。
そう、思ったのがきっかけだったこと、忘れていたのですが、思い出しました。
そして、最新の食の勉強をしたいと、
「食育アドバイザー」と、「上級食育アドバイザー」のW受験をする事にしました。
前にも考えたことはありましたが、タイミングではなくて。
今月から、また食育関連のお志事を沢山させて頂くこともあり…
いくつものきっかけが重なりました。
私の原点とも言える、
「家族の健康を食生活で守りたい。」
息子の病気から、また思い出すことができ、
本当に感謝です。
「人生はキャッチ&リリース」
一度は、手放した、管理栄養士の道。
時を経て、また、必要な時期に巡ってきたのかも知れませんね。
今日も長くなってしまいました。
いつもお読み頂き、有難うございます。
皆さんにも、必要な時に、必要な情報や、ヒントが届きますように。
幸せに生きるヒントに少しでもこのブログをお役立て頂きましたら、幸いです。
それでは、おやすみなさい。
かじきたかこ