挫折→本当の私との出逢い②
先程からの続きです。
そこから、少しずつ、リハビリの人生が始まり、就職した2年後。
2度目の挫折を経験します。
職場の上司とすこぶる相性が悪く、毎日どなられ、どんどん私は萎縮して行きました。
そして、とうとうストレスで病気になってしまいました。
2度の手術と、2週間の入院と。
その後も自宅療養をし、ゆっくりと、自分と向き合う時間を頂いたのです。
好きな詩を書き、文章を書く毎日。
ずっと、ノートに今の自分の想いを書き綴っていました。
やっと、自分の本当の想いを吐き出す事が出来たのでしょう。
そこからは、真剣に、「自分の人生」について、考えるようになりました。
今、振り返ると、辛い職場の上司から、逃げ出したけれど、大好きな音楽を聴いたり、思いっきり歌ったり。文章を書いたり。
全くストレスと無縁な時間を過ごす事によって、やっと自分を癒し、受け入れることができたのです。
悶々と思い悩み、あまりにも暗い毎日を送っていたある時、
姉からの言葉で、人生を救われました。
「自分を好きになれないなら、誰も愛せないよ」
この言葉にはっとさせられ、
そっか。だったら、私を好きになろう、いや、好きになりたい。とやっと思えたのです。
後に姉は、看護師を経て、臨床心理士になりました。
言葉の力って本当に凄いし、人の人生をも、こうして変えるきっかけになることを、その時初めて学んだのでした。
皆さんも、人生の中で、「挫折」や「病気」を経験されていると思います。
でも、それは全て、生まれてくる前に決めて来たことだとしたら?
きっと、そこには何か大きな意味があるのかも知れません。
今日は秋分の日。
もしかしたら、今日が人生のターニングポイントかも知れません。
私自身も人生のターニングポイントに出逢う人でありたいと思います。
いつもお読み頂き、有難うございます。
今日も皆さんにとって、意味ある幸せな一日になりますように。
かじきたかこ