挫折→本当の私との出逢い①
昨日からお送りしています、新シリーズ【人生はキャッチ&リリース】2日目。
30日間、私の実体験や皆さんから頂いた体験談をお送りします。
皆さんの毎日を幸せに過ごすヒントになれば幸いです。
今日は秋分の日。三連休の中日でもあります。
季節の変わり目と共に、空気感もがらりと変わるのを感じることも多くなります。
さて、平成最後の秋。どんな時を過ごしますか?
最近、やたらと
「私らしく生きる」
「本当の自分を生きる」
というフレーズを聞くことが多くなりました。
そう。時代は、今こそ
「本来の生まれてきた意味」
を全うして欲しい、と言っています。
誰しもが、お空の上で「お母さん」を選び、「わたし」というボディとミッションを決めて、今この時代をわざわざ選んで生まれてきました。
今は、ピンと来ない人も、ちゃんと魂は知っています。
そして、必要なときに、まるで種が発芽して、花を咲かす様に、「神様と約束してきたミッション」を思い出すようになるんじゃないかと感じています。
かつての私は、幼少期の頃から、
「私は何故、何のために生まれてきたんだろう」
と、漠然とした疑問を持ち続けていました。
どこか、大人びていて、ちょっと不思議な感じの子だったと思います。
年の離れた義兄の影響で、「ムー」という雑誌を、訳がわからないけど、見えない世界が面白くて、愛読していたり。
兎に角、変わった子でした。
さて、そんな私は、まあまあ、不思議ちゃん
ぶりを隠しながら、大人になって行きました。
「挫折」
という事を経験しないまま、親の愛にも包まれ、とうとう、大学4年生のときにやっと
「自己の壁」にぶつかります。
その時の私は…
「本当の自分」を、生きるとは真反対の事をしていたのです。
「私の意思」はどこかに置き去りにして、
人に合わせてばかりいました。
本当はこっちに行きたいけど、人に言って反対されたら傷つくから、
「皆んなと同じでいいよ。」
つくづく、「わたし」を閉じ込めていたのだと思います。
そして、いよいよ、就職活動の時がやって来ました。
「長所と短所を説明しながら、自己PRする」
面接を受けることが、突然増え、最も避けていた、
「自己と向き合う」事を、避けては通れない事態に。
全てに蓋をして、なんとなく、その場が楽しければいい、とやり過ごして来た私に、ツケが回って来ました。
自分が全くわからないから、短所も長所も、全くわからない。ぐるぐる、出口の見えない迷路を彷徨い続けました。
当然、面接では上手く自己PRができず、まあ見事に各社に撃沈されたのでした。
必ず人生の何処にある、
「挫折」
私は若いうちに経験して、本当に良かったと思っています。
そこから、少しずつ、リハビリの人生が始まり、就職した2年後。
2度目の挫折を経験します。
…その②へ続きます。
かじきたかこ